マスターのつぶやき (世間話)

節分と恵方巻き

みなさま、こんにちは。2016年も始まったばかりと思いきや、今日からもう2月です。今年の冬は暖冬と言われていましたが、どうなんでしょう、今日なんかはとても寒いです。毎年毎年たしかに冬を過ごしているはずなんですが、いつもどれくらい寒かったか忘れてしまいます。

 

さて、世間では毎月いろいろなイベントや行事があって、我々のいるカフェやスイーツの業界では、それにあわせて新商品を開発したり季節限定品を発売するわけですが、今年はそういったイベントについて、毎月思うところを書いていこうと思います(すいません、すでに1月はサボってしまいました)

 

では、季節イベントについての一発目、2月といえばバレンタインデーが最もメジャーですが、近年、「節分に恵方巻きを食べる」というイベントが流行を超えて、定着しつつあるようです。

 

まず、節分とは本来、季節を分けるという意味があって春夏秋冬の始まりを表し、立春・立夏・立秋・立冬の前日が全て節分の日です。ですが、現代では節分の日といえばだいたい2月3日の立春の前の日のことを呼びます。昔から冬が終わって春が始まる、1年の始まりのこの日が一番良い日とされていたのでしょう。で、この立春前の節分の日に、その年の恵方(陰陽道でもっとも良いとされる方角だそうです)に向かって巻きずしを1本丸かじりすると縁起が良いとされる風習があり、そのときに食べる巻きずしを「恵方巻き」と呼んでいます。恵方巻きには七福神に見立てて7種類の具を入れるとか、「縁をきらずに」にかけて1本丸ごと切らずに食べるとか、そういうしきたりというか決まりごとが昔からあるようです。

 

恵方巻きの起源には諸説あるようですが、どれも大阪を中心とした関西方面からの発祥ということもあってか関西出身の方々に聞くと「子供のころ一家で毎年食べた」とか「食べる最中にお兄ちゃんが笑わせてきて1本丸ごと食べるのは至難の業だった」とか「巻物が太すぎて喉につまった」とか色々なエピソードが出てきます。しかし、私を含めて関東出身の方々にとっては、

 

いや、てゆうか全然聞いたことなかったけど?

 

という状態ではないでしょうか?(子供のころから食べてたよ!という関東出身で35歳以上の方がいたら教えてください)

 

いつから恵方巻きがこんなメジャーに?という方が多いと思いますが、これにも諸説あって、どうやら2000年代の前半にコンビニが「節分には恵方巻きを食べる」というイベントを仕掛け、それが年を追うごとに定着してきたようです。ご存知の方も多いと思いますが、バレンタインにチョコレートをあげるという風習もどこかのお菓子屋さんか百貨店かが仕掛けたといわれていて、恵方巻きの場合は元々あった風習という違いはあれど、商業的な仕掛けがきっかけで全国的なイベントになったという共通点がありそうです。

 

最近、太巻きに見立てたスイーツを節分に食べよう!というイベントもあるようで、「おたくのカフェでは恵方巻きないの?」とごくまれにですが聞かれることがあります。うちのお店では販売したことがないので、ちょっと考えてみようかなと思って、色々な恵方巻きスイーツを見て研究したのですが、太巻きに見立てたロールケーキ型の商品が多いようです。どれくらい売れてるんだろう。

 

気になったのは、あの大きさのロールケーキを1本食べるとすると2000kcalくらいはいっちゃうと思うんです。やっぱりちょっとずつ切って食べるのかな。。。

 

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