コーヒーカップの紹介、第8回目。今日は、コーヒーではなく紅茶をいれてみました。
デンマーク、ロイヤルコペンハーゲン『シーガル(B & G社製)』
今は無きビングオーグレンダール社の代表的なデザイン。1895年から作り続けられてきたデザインで、カップやソーサーの縁には縄文が施され、大空をゆったりと飛ぶカモメが描かれています。ブルーから白へとつながるグラデーションが他にはなく素敵です。ロイヤルコペンハーゲンと共に「B&G」と記載があれば、それはビングオーグレンダール社製の希少な品物です。
○B & G社 ※ロイヤルコペンハーゲン社WEBサイトより引用です
ビング オー グレンダールは、1853年にマイヤーヘルマンとヤコブ ヘルマン兄弟がポーセリンアーティストであるフレデリック ヴィルヘルム グレンダールと共に創立しました。
当時のグレンダールの素晴らしい制作技術は今に受け継がれ、数々の名作を生み出しています。1895年からはクリスマスプレートの制作を始め、世界で最も古くからあるコレクションとして知られています。
デンマークでは、ロイヤル コペンハーゲンと共に国を代表する名窯として並び称され、B&Gの愛称のもと、世界各国の陶磁器愛好家たちに愛されています。