本日は、新スイーツ開拓のための台湾視察の様子を報告します!
皆さんは台湾と聞いてどのような「食」を想像されるでしょうか?台湾では、まず、どこでも気軽に食事をとることができます。街のいたるところに飲食店があり、屋台やちょっとした出店もたくさん見つけることができます。そして、1食の値段が安く、朝・昼・晩・おやつ、シーンに合わせて、定番の食事やちょっと変わったスナックまで、色々な種類から選ぶことができます。
また、「医食同源」という、食べることが健康につながるという考え方が広まっています。これは、病気になったときに薬の代わりに栄養価の高い食事をとるという意味だけではなく、日々しっかりとした食事をとることで強い体を作り、病気を事前に予防するという考え方(未病)に基づいているそうです。
スイーツに対する考え方も同様で、美味しく食べて心と体を健康に保ってほしいという想いがつまっています。
それでは、少しずつ紹介していきたいと思います。
まずは、「豆花(トウファー)」という豆乳のゼリーを使ったスイーツです。
豆乳のゼリーに色々なトッピングをのせ、シロップや甘く味付けした豆乳をかけていただきます。トッピングは日本ではちょっとなじみの薄いものが多く、写真の豆花は、紫米という昔のお米を甘く煮たものと、タロイモという芋の入った白玉団子が入っています。
こちらは、黒ごまの蜜ときな粉のかかったタイプ。そして、先ほどのものや、この豆花、実は温かいんです。日本で温かいスイーツというとお汁粉やぜんざいなどあんこ味のものがほとんどですが、豆花はトッピングやシロップでバリエーションをつけることができるので、色々な味を楽しむことができます。
もちろん、冷たいバージョンもあります。写真の豆花は、シロップのかき氷とタピオカ、カットしたイチゴに練乳がかかっています。
こちらも冷たいタイプで、サトウキビのシロップに黒くて大きなタピオカをトッピングしています。
次に、これはなんだと思いますか?
これ、なんと冷たいお粥なんです。先ほども出てきた紫米のお粥を甘く味付けして、イチゴと練乳をトッピングしてあります。先ほどの豆花もそうなのですが、どれも甘みを抑えてあるため、どんどん食べることができて、後味もとてもすっきりしています。
甘みが抑えてあり、栄養素の高い材料が入っているので、とてもヘルシーなのも台湾スイーツの特徴です。
さて、この台湾視察がどんな新作スイーツを生み出すのか?皆さま、期待してお待ちください!!