みなさん、こんばんは。株式会社八千和工房の代表、成です。この新型コロナウィルスの影響で緊急事態宣言が発令され、私達の事業だけではなく全国の事業所で我慢の日々が続いています。その中で弊社、八千和工房に何ができるのか?飲食やお菓子の製造以外で皆さんに何をお届けできるのかを考えていました。
その中で、今年の2月ごろから不足しているマスクを生産・販売することで地域貢献できないかと考えました。幸いにも中国でマスクを製造、出荷している企業と繋がることができ、不織布の生地からパッケージまでを自社製品として製造することが可能になり、マスクの品質はもちろん、出荷、管理、販売まで自社で賄うことで比較的安価なマスクをお客様に届けることができるようになりました。中国政府が発令したマスクの規格に対するルールが今までよりも更に厳しいものになり、それを一つ一つクリアして安心、安全なマスクをみなさまに届けています。
この事業に携わったことで何故ドラックストアや量販店にマスクが並ばなくなったのかがよく分かるようになりました。日本の政治や昔からの体制に対して何かを言うことはできないですが、国がやらないなら自分達でやろう!自分達が動いてみなさんに届けよう!そういった想いが根源にあります。実際に店頭で販売してお客様から『ありがとう』と言われたことがありますが、まさかマスク1枚を販売しただけで感謝の言葉をいただけるとは思いませんでした。
今現在、感染者が日々減少に向かっていますが、自粛を続けているため減っていくことは必然かと思います。緊急事態宣言が解除された後、通勤、通学、多くの事業が再開します。むしろこれから先は、より多く、マスクや手袋、アルコールなどが必要になってくると考えています。完全終息はまだ先になるかと思いますが、これからも社会やみなさんに何ができるかを考え続け、企業努力を続けていきたいと思います。